海外パッケージツアー、6月までの予約動向は軟調−中国の減少が響く
日本旅行業協会(JATA)はホールセール6社に対し、海外パッケージツアーの予約、および実績状況を調査、これによると4月は前年比19.2%減、5月は0.5%減、6月は8.3%減と低調に推移していることが分かった。ただし、5月以降はゴールデンウィークの状況はよくないものの、方面別にはアジアが堅調。特に、5月は19.0%増、6月は23.2%増となり、韓国や東南アジアを中心によくなっている。また、グアム・サイパンについてもコンチネンタル航空(CO)の増便により、客足に戻りが出ているようだ。ただし、総じて需要は弱含みに推移しており、今回の調査でも明らかであるがパッケージ商品を利用するレジャー需要が弱含みのようだ。
また、1月から3月の実績では1月が8.9%減、2月が6.6%減、3月が15.8%減。実績、予約状況ともに、中国の前年比割れが大きく響いており、消費者の中国への注目度合い、動向は注目されるところだ。
また、1月から3月の実績では1月が8.9%減、2月が6.6%減、3月が15.8%減。実績、予約状況ともに、中国の前年比割れが大きく響いており、消費者の中国への注目度合い、動向は注目されるところだ。