エミレーツ航空、10月以降にA380型機をニューヨークやロンドン線に投入

  • 2008年3月12日
 エミレーツ航空(EK)は10月1日から、ドバイ/ニューヨーク線にエアバスA380型機を投入する。また、12月1日からドバイ/ロンドン線、2009年2月1日からドバイ/シドニー線、およびドバイ/オークランド線に導入する予定だ。この4路線で使用するA380型機はファーストクラス14席、ビジネスクラス76席、エコノミークラス399席の合計489席の座席構成を予定している。就航する4都市は、EKの62ヶ国99都市の路線網でも最短に位置しており、このところ需要が伸びているという。現在は予約がとりにくいことも多く、今回のA380型機の投入で、予約が難しい状況の解消をねらう。

 EKは現在58機のA380型機を発注しており、2008年の納入は2階建ての機材が5機、3クラス517席の中距離用機材が1機、2クラス604席の中距離用機材が1機の合計7機で、2010年までに58機全てを受領する予定だ。