近畿日本ツーリストのラグゼ銀座マロニエは2月26日から3月1日の5日間、ラクジュアリー・トラベル・イン・ハワイを開催、これをきっかけに富裕層を対象としてハワイ行きの送客に本格的に取り組む。支店長の斉藤篤史氏は、「開店して5月で1年になる。これまでヨーロッパ、ラグジュアリー客船を中心に手配、販売してきたが、ハワイが本格的なリゾートの取り組みとなる。ネイバーアイランドを中心に極上のハワイの魅力ある素材を提供していきたい」と語り、イベント開催の1週間ののちも富裕層を対象としたハワイの旅行手配を継続していく考えだ。スタッフもこれまで、VIP対応でのハワイ訪問をはじめ、ハワイに限った経験も豊富であることから、「既存のパッケージにあてはまらず、新しいファンをつくりだしたい」という。

　また、イベント開催を祝い、ハワイ州観光局ディレクターの一倉隆氏は「今年は具体的な過ごし方を提案し、青い空、青い海以外を知っていただきたく、体験や体感の素材を提案している。今回のハイエンド層に対しても、既に知っているその先の『ハワイ』を提案していただきたい」とエールを送った。