阪神航空は2月25日、フレンドツアーの2008年上期商品の顧客向け発表会を開催した。東京フレンドツアーセンター所長の岡田浩氏は、「100コース以上を設定したが、『同じ価格帯の他社商品よりも高品質に』というポリシーに基づき、全コースでゆとりのある日程、ベテラン添乗員、厳選したホテル、募集人数の限定を実現している」とアピール。また、2008年が阪神電気鉄道の旅行業参入60周年を契機とした記念企画について説明した。

　60周年記念企画では、バチカン美術館の貸切観光とクイーン・エリザベスII世号（QE2）の「さよならクルーズ」を紹介。バチカン美術館の貸切では、「最近は見学希望者が増えており、予約していても入場に列が出来るうえ、館内も『ラファエロの間』やシスティーナ礼拝堂などは満員電車のよう」とし、ゆったりと見られる優位性を強調。QE2は、母港のサザンプトンから出航し、リスボン、コルシカ、ローマ、モナコ、バルセロナなど人気の都市を周遊できるもの。また、4月と5月出発のエジプト航空（MS）指定全コースで、2万円のキャッシュバック、発表会参加者がフレンドツアーに参加した場合、5000円分のギフトカードをプレゼントするなど、特典も付けた。

　なお、商品発表会では、作曲家でテレビなどにも出演する青島広志氏のコンサートを併催し、ヨーロッパの雰囲気を伝えた。東京と大阪、横浜で合計4回開催し、約8000名が来場する見込みだ。


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