主要旅行会社、12月の総取扱額は6%増、海外5.4%増−足元は伸び悩み
主要旅行会社の12月の総取扱額は、前年比6.0%増の5410億1194万6000円であった。このうち海外旅行は5.4%増の2212億7088万2000円、外国人旅行は69.1%増の66億7800万1000円、国内旅行は5.5%増の3130億6306万3000円。このうち募集型企画旅行は、総取扱額が10.8%増の1506億3077万9000円、海外旅行は9.4%増の728億401万8000円、外国人旅行は19.2%増の2億171万5000円、国内旅行は12.2%増の776億2504万6000円。取扱人数では、総数は8.5%増の374万7720人であったが、海外旅行は2.6%増の43万215人、外国人旅行が58.8%増の1万2945人、国内旅行が9.2%増の330万4560人で、海外旅行は人数の伸びは少なかったものの、単価が高かったようだ。
会社別の海外旅行取扱額の順位はジェイティービー14社を除くと、1位がエイチ・アイ・エス(262億8738万8000円/9.3%増)で、2位がJTBワールドバケーションズ(255億1279万2000円/13.1%増)、3位が阪急交通社(185億7878万4000円/5.9%増)、4位が近畿日本ツーリスト(150億8831万5000円/3.1%増)、5位がJTB首都圏(128億1597万5000円/2.9%増)。11月と比較すると、JTBワールドバケーションズと阪急交通社の順位が入れ替わり、日本旅行(106億8964万3000円/7.7%減)が5位から6位に交代した一方、JTB首都圏が5位となった。伸び率では、i.JTB(37.7%増/7億7003万1000円)、PTS(21.3%増/28億4519万円)、ビッグホリデー(19.4%増/9億252万5000円)の順となった。
ただし、特にパッケージ取扱の旅行会社などを中心に、1月、2月、3月の足元の状況について、弱含みと捉えているところが多いようだ。日本旅行業協会(JATA)が明らかにした大手ホールセール各社の予約状況も前年割れの状況。こうした逆風は、燃油サーチャージ額の高騰がここに来て大きく影響しているという向きがあるほか、円安傾向による海外旅行の手控えなど、消費者心理を指摘する向きが多い。
▽主要旅行会社12月取扱額(エクセルファイル)
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◆JATA調査、大手パッケージ商品は出足不調−1月から3月の予約状況(2008/01/24)
会社別の海外旅行取扱額の順位はジェイティービー14社を除くと、1位がエイチ・アイ・エス(262億8738万8000円/9.3%増)で、2位がJTBワールドバケーションズ(255億1279万2000円/13.1%増)、3位が阪急交通社(185億7878万4000円/5.9%増)、4位が近畿日本ツーリスト(150億8831万5000円/3.1%増)、5位がJTB首都圏(128億1597万5000円/2.9%増)。11月と比較すると、JTBワールドバケーションズと阪急交通社の順位が入れ替わり、日本旅行(106億8964万3000円/7.7%減)が5位から6位に交代した一方、JTB首都圏が5位となった。伸び率では、i.JTB(37.7%増/7億7003万1000円)、PTS(21.3%増/28億4519万円)、ビッグホリデー(19.4%増/9億252万5000円)の順となった。
ただし、特にパッケージ取扱の旅行会社などを中心に、1月、2月、3月の足元の状況について、弱含みと捉えているところが多いようだ。日本旅行業協会(JATA)が明らかにした大手ホールセール各社の予約状況も前年割れの状況。こうした逆風は、燃油サーチャージ額の高騰がここに来て大きく影響しているという向きがあるほか、円安傾向による海外旅行の手控えなど、消費者心理を指摘する向きが多い。
▽主要旅行会社12月取扱額(エクセルファイル)
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