クラブツーリズム、富裕層強化で新ブランド「プレミアムステージ」立ち上げ

  • 2008年2月12日
 クラブツーリズムは2月10日、新たな富裕層獲得をめざし、「プレミアムステージ」を会員誌『旅の友3月号』で発表した。これは、同社の最高級ブランドの国内「四季の華」、海外旅行「丸の内倶楽部」に続くブランドとして、ゆとりと上質にこだわったワンランク上の旅行商品を提供するもの。クラブツーリズムによると、高額すぎる商品に手は出ないものの、少し贅沢がしたいという要望に応えるとしており、新たなブランドを立ち上げた。2008年4月から2009年3月の初年度は、売上高50億円をめざす。

 新ブランドでは、国内外の商品を取り扱い、原則的に国内はクラブツーリズムが指定するAランク以上、海外はスーペリアクラス以上のホテルに限定したゆとりある日程を組んでいる。国内は午後5時30分までに宿泊施設に到着し、海外では連泊を基本としている。例えば、海外ツアーでは、大韓航空(KE)のビジネスクラスを利用し、ラスベガスの豪華ホテルへの連泊やグランドキャニオンを巡り7日間で29万9800円から。国内ツアーでは、芝桜やチューリップ公園など春の知床を巡る3日間で15万円からなどを設定した。