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一休、販売宿泊数は減少も平均単価が9.5%増−第3四半期の営業収益14.1%増

  • 2008年1月31日
 一休の平成20年3月期第3四半期の業績は、営業収益が前年比12.9%増の18億7100万円、営業利益が9.4%増の11億4100万円で、経常利益が10.6%増の11億5900万円、四半期純利益は13.8%増の6億7900万円となった。第3四半期末の取扱い施設数は、ホテルが593軒、旅館が434軒の計1027軒で、中間期末より18施設増加。販売宿泊数は前年比2.2%減の約90万泊であったが、一室あたりの平均単価は9.5%増の2万6096円に増加し、販売取扱高は7%増の234億7700万円となった。また、手数料収入も9月に料率を8%に統一したことで、17億2000万円と上昇した。

 なお、通期業績は、営業収益が14.1%増の24億5700万円、営業費用が24.9%増の10億4400万円、営業利益が7.3%増の14億1300万円、経常利益が7.7%増の14億2800万円で、当期純利益は7.3%増の8億3600万円を予想。2007年11月9日の中間期での予想と変更はないとするが、今後は2007年11月に「Yahoo!トラベル」との提携を開始したことから、さらなる集客増加を見込む。