年頭所感−JTB、KNT、HIS、ジャルパック
▽ジェイティービー代表取締役社長 佐々木隆氏
昨年末の観光庁設立という朗報により、各省庁を超えた動きが一段と加速する。観光に対する期待が高まると同時に、ビジネスチャンスが広がる。一部の社員だけでなく、2万7000人の知恵を結集し、より多くの事業の種を発見し、それを育成できる企業グループになっていきたい。特に、訪日外国人のマーケットは急激に変化を遂げており、こうした起こっている変化をいち早く見極め、環境・マーケットの変化のスピードを超えるスピードを体得していかなければならない。
▽近畿日本ツーリスト代表取締役社長 太田孝氏
市場を見据え「お客さま基点」のグループ体制構築に向け、事業再編のキーワードは「挑戦・自信・自立」である。経営改革の目的は、第一に事業全体を「見える化」し、意思決定のスピードアップ、事業責任と趣旨責任を明確にすること、第二に社員の考え方、意識、価値観、行動を変化させ、改革の主役として主体的に行動していくことで、「強いKNT」を実現させること。「お客さま基点」がKNTグループの行動規範で、お客さまの声を宝として、全社的、部門横断的にCS活動を推進していく。事業再編では転籍、大幅な人事異動が行われたが、「変化」は「緊張」を伴うもので、それが自分自身、会社を成長させる。
▽エイチ・アイ・エス代表取締役社長 鈴木芳夫氏
2008年は中国で初めての北京五輪開催など盛り上がりが期待され、間違いなく追い風となる。HISは強みの個人自由旅行を継続して強化するよう、単なる旅行商品の販売に終わらない「インフォーム&コンサルティング」サービスの提供という創業以来の基本に立ち返る。これにより、細分化するお客さまのニーズに対応する手配力、仕入力の強化を進め、体験するだけの旅行でなく、旅への想いをかたちにする「お客様オリジナルの旅づくり」が必要だ。そのため、時に失敗を恐れず果敢にチャレンジすること、それがHISの「基本」だと考えており、これを大切にお客様の夢実現の挑戦を続けていく。
また、海外拠点は2007年末時点で63都市73拠点を100から150拠点まで伸ばすことを目標としている。2008年は中国や新興国など、HISにとって新しい国への展開を積極的に進め、真のグローバルな旅行会社を目指していく。
▽ジャルパック代表取締役社長 梶明彦氏
正月休みの間も、一生懸命、一番忙しい時を過ごしてくれていた仲間がいます。年末は日本各地、世界中の仲間達と一緒に我々の仕事が出来上がっているのだということを改めてしみじみと感じた、仕事始めの日です。
世の中は「沈ずみゆく日本」、「不景気の予感」など悪いニュースが多い。しかし、同時に「いい面を見る」ことをやるのがビジネスを進めていく上で一番大事ではないか。悪い面に備えながら、旅行業界にとってすばらしい情勢であるシニア世代の人たちが膨らんでいることを生かす努力をしなければならない。また、総需要喚起の必要性、特に、若者層の需要喚起について2006年のJATA国際観光会議において訴えており、新町会長を先頭にJATAが取り組みを開始しており、必ず道は開けていく。
販売力、商品力、予約・コンファーム力、品質力とこれまで4つの要素を掲げ、皆さんが成し遂げてきた。われわれの改革への努力は始まったばかりで、社内のチームワークのみならず、ホテル、オペレーター、トランスポーテーション、ガイドの皆さん、そのパートナーシップの上に立って作り上げていく商品がお客様に満足が届く。こうしたサステイナブル(持続可能)な需要を喚起し、満足を最大化していきたい。
昨年末の観光庁設立という朗報により、各省庁を超えた動きが一段と加速する。観光に対する期待が高まると同時に、ビジネスチャンスが広がる。一部の社員だけでなく、2万7000人の知恵を結集し、より多くの事業の種を発見し、それを育成できる企業グループになっていきたい。特に、訪日外国人のマーケットは急激に変化を遂げており、こうした起こっている変化をいち早く見極め、環境・マーケットの変化のスピードを超えるスピードを体得していかなければならない。
▽近畿日本ツーリスト代表取締役社長 太田孝氏
市場を見据え「お客さま基点」のグループ体制構築に向け、事業再編のキーワードは「挑戦・自信・自立」である。経営改革の目的は、第一に事業全体を「見える化」し、意思決定のスピードアップ、事業責任と趣旨責任を明確にすること、第二に社員の考え方、意識、価値観、行動を変化させ、改革の主役として主体的に行動していくことで、「強いKNT」を実現させること。「お客さま基点」がKNTグループの行動規範で、お客さまの声を宝として、全社的、部門横断的にCS活動を推進していく。事業再編では転籍、大幅な人事異動が行われたが、「変化」は「緊張」を伴うもので、それが自分自身、会社を成長させる。
▽エイチ・アイ・エス代表取締役社長 鈴木芳夫氏
2008年は中国で初めての北京五輪開催など盛り上がりが期待され、間違いなく追い風となる。HISは強みの個人自由旅行を継続して強化するよう、単なる旅行商品の販売に終わらない「インフォーム&コンサルティング」サービスの提供という創業以来の基本に立ち返る。これにより、細分化するお客さまのニーズに対応する手配力、仕入力の強化を進め、体験するだけの旅行でなく、旅への想いをかたちにする「お客様オリジナルの旅づくり」が必要だ。そのため、時に失敗を恐れず果敢にチャレンジすること、それがHISの「基本」だと考えており、これを大切にお客様の夢実現の挑戦を続けていく。
また、海外拠点は2007年末時点で63都市73拠点を100から150拠点まで伸ばすことを目標としている。2008年は中国や新興国など、HISにとって新しい国への展開を積極的に進め、真のグローバルな旅行会社を目指していく。
▽ジャルパック代表取締役社長 梶明彦氏
正月休みの間も、一生懸命、一番忙しい時を過ごしてくれていた仲間がいます。年末は日本各地、世界中の仲間達と一緒に我々の仕事が出来上がっているのだということを改めてしみじみと感じた、仕事始めの日です。
世の中は「沈ずみゆく日本」、「不景気の予感」など悪いニュースが多い。しかし、同時に「いい面を見る」ことをやるのがビジネスを進めていく上で一番大事ではないか。悪い面に備えながら、旅行業界にとってすばらしい情勢であるシニア世代の人たちが膨らんでいることを生かす努力をしなければならない。また、総需要喚起の必要性、特に、若者層の需要喚起について2006年のJATA国際観光会議において訴えており、新町会長を先頭にJATAが取り組みを開始しており、必ず道は開けていく。
販売力、商品力、予約・コンファーム力、品質力とこれまで4つの要素を掲げ、皆さんが成し遂げてきた。われわれの改革への努力は始まったばかりで、社内のチームワークのみならず、ホテル、オペレーター、トランスポーテーション、ガイドの皆さん、そのパートナーシップの上に立って作り上げていく商品がお客様に満足が届く。こうしたサステイナブル(持続可能)な需要を喚起し、満足を最大化していきたい。