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キャセイパシフィック航空と香港ドラゴン、アジア初カーボンオフセット開始

  • 2007年12月26日
 キャセイパシフィック航空(CX)と香港ドラゴン航空(KA)はこのほど、「Fly Greener」プログラムの開始を発表した。これは、航空会社が自主運営し、利用者がボランティアとしてキャッシュもしくは取得したフリークエントフライヤー・プログラムのマイレージポイント(アジア・マイル)で航空機利用の際に排出される二酸化炭素ガスを相殺することが出来るというもので、アジアの航空会社で初めての実施例となる。これまで2社の従業員が業務出張時に行なっていた取り組みを発展させた形となり、最初の3ヶ月間は両社共通のオフセットプログラムを採用する。

 CXまたはKAのホームページでは、飛行距離と利用クラスに基づきオンライン計算機で排出ガスをオフセットするためのコストを算出できるようにした。集められた資金は上海の風力発電に投資され、クリーンなエネルギー供給に加え、地元に雇用機会も提供する。

▽「Fly Greener」プロジェクト(英語)
・キャセイパシフィック航空
http://www.cathaypacific.com/flygreener

・香港ドラゴン航空
http://www.dragonair.com/flygreener

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