国際線ペックス運賃下限撤廃へ、通達改正は1月半ばから下旬の見込み
国土交通省は国際線のキャリアペックス運賃に関し、下限を従来のIATAペックス運賃の7割引とする規制を撤廃し、原則として自動認可とする方針を明かした。早ければ4月にIATAが予定する国際線運賃の改定に間に合わせるようにする方向で、調整に入る。通達の改正手続きが必要になるが、各社の運賃の認可申請が1月中旬から下旬になるため、それにあわせたタイミングで改正される見通しだ。ただし、IATA運賃会議は一部、終了していないため、下限規制の見直しはその結果も必要となることから、場合によっては4月以降の実現となることも考えられる。