ルフトハンザ・ドイツ航空、プライベートジェットを購入−需要増に対応

  • 2007年12月19日
 ルフトハンザ ドイツ航空(LH)は2008年、自社機材のプライベートジェット機を購入する。ジェット機を利用する顧客は今年、堅調に増加し、供給量を上回る場合もあったため、機材を自社保有することでさらなる需要の拡大と顧客のニーズに合った柔軟なサービスを提供していく。

 ジェット機の利用客の7割は欧州内の都市間移動に利用し、残りの3割は長距離便からフランクフルト、ミュンヘン、チューリッヒでの乗り継ぎで利用。定期便とプライベートジェットを接続させることで、特に富裕層の潜在客の集客に成功したうえ、出発および到着空港までのリムジンサービスにより、90%以上の満足度を得ているとぃう。

 LHでは、ジェット機の自社保有に伴い、現在のサービスプロバイダーであるNetJets社との提携を2008年2月をもって終了。ただし、必要な機材が予定数に達するまでのフライトはLHが保証する提携航空会社によって運航する。