コンチネンタル航空、NPOと二酸化炭素削減プログラムを開始、排出量を表示

  • 2007年12月11日
 コンチネンタル航空(CO)はアメリカのNPOのサスティナブル・トラベル・インターナショナルと共同で、「カーボン・オフセッティング・プログラム」を開始した。COの旅客が予約便の飛行中に輩出する二酸化炭素の量を確認でき、さらに相殺するための寄付金を同NPOに送ることができるもの。同NPOでは寄付金を環境維持開発にむけた4つのプロジェクトの運用資金として活用する。

 COでは現在、全社を上げて環境保護を推進しており、今回の取り組みもこの一環。業務の効率化と同時に約120億ドルを投じ、燃費の良い航空機120機を導入し、10年間で温室効果ガスの排出量と主要路線の有償旅客マイルあたり燃料消費率の約35%の削減に成功した。さらにCOのウェブサイトでは旅程に対する排出量を相殺するための寄付金額を計算する計算機を導入している。