
チャイナエアライン(CI)は12月4日から、台湾桃園国際空港に移動型の「モバイルカウンター」の設置を開始した。これは従来の固定式のカウンターやKIOSK(自動チェックインカウンター)が混雑しているときに設置し、搭乗手続きの待ち時間を解消させる目的で導入したもの。ただし、受託手荷物は扱えないこと、アッパークラスは専用カウンターが整備されていることから、同カウンターを利用する搭乗客はエコノミークラスで、手荷物を機内に持ち込める程度の、短期間の業務渡航や旅行者が多い。サービス開始から1週間しか経過していないため、まだ利用総数は少ないが、1日30人ほどが利用するときもあり、特に商用目的が多く、1泊2日ツアーが販売されている日本線搭乗客の利用が多いという。