名鉄観光、2008年は中国に4万人を目標、重点送客地に決定

  • 2007年12月7日
 名鉄観光サービスは2008年度の全社海外重点送客地を、昨年に引き続き香港、マカオを含む中国に決定、4万人の送客をめざす。今年度は1月から6月まで好調だったが、燃油サーチャージや円安による国内シフト、中国製品に対する不信感増大の影響で、7月以降は下降。ただし、(1)フライトの多さ、(2)客層と旅行形態で幅広い対応可能、(3)北京五輪による需要増、(4)マカオの注目増加などによる需要増加を期待。今後は「食」にこだわった同社ならではのイメージアップ展開のほか、内陸部への企画開発を推進する。

 4万人の送客目標の内訳は、東日本支社が3700人、中部支社が1万3000人、西日本支社が7700人。東日本支社では虹橋チャーターの開設により東京の発着座席が大幅増加となったことから、仕入を強化。また、中部支社では今年好調だった桂林に続き、内陸部へのチャーターを5本程度、計画しているという。