燃油サーチャージ値上げを申請、大韓航空、アエロフロート、シンガポール航空

  • 2007年12月6日
 燃油価格の高騰を受け、各航空会社の1月からの燃油サーチャージ額の改定が続いている。大韓航空(KE)は1月1日発券分からの値上げを国土交通省に申請。設定額は福岡/釜山、済州間が1200円、それ以外の日本/韓国間が2300円で、先ごろ改定を発表したアシアナ航空(OS)より100円安い金額となっている。その他の路線は下記の通り。

 また、アエロフロートロシア航空(SU)も1月1日発券分から、日本/モスクワ間を、日本発の場合は7000円に、モスクワ発の場合は45ユーロに変更、国交省の認可を取得した。日本/ヨーロッパ間では、直行便、経由便ともに日本発が1万1000円、ヨーロッパ発の場合は68ユーロで設定している。

 シンガポール航空(SQ)は1月10日発券分から3月31日までの改定を申請。日本/シンガポール、バンコク、および東京/ロサンゼルス線が現在の63米ドルから75米ドルに値上げとなる。

▽KEの燃油サーチャージ申請額2008年1月1日発券分から(路線:新設定金額、現行金額)
福岡/釜山・済州:1200円、1100円
日本/韓国(上記以外):2300円、2000円
東京/ロサンゼルス:1万5000円、1万2000円
中国(香港含む)・台湾・モンゴル:5500円、4700円
フィリピン・グアム・ベトナム・カンボジア:6800円、5800円
その他東南アジア・南アジア:1万1800円、9000円
米国・カナダ・オセアニア・欧州・中東・アフリカ:1万5000円、1万2000円