日旅、台湾の「天燈」ツアーを設定−数千の紙風船を熱気球の原理で打ち上げ

  • 2007年12月5日
 日本旅行は台北から東に約1時間の平渓郷で、旧暦の小正月の夜に開催される、「放天燈」を訪問するツアー「アジアの奇祭・台湾『天燈』ツアー2008」を発売した。これは薄紙と竹で作られた高さ約1.5メートルの紙風船「天燈(テンダン)」を、名前の通り熱気球の原理で一斉に飛ばすもの。天燈の数は3000個から4000個とも言われ、夜空一面に広がって飛んでいく。表面には打ち上げた人が願いを書き込むことが習慣で、ツアーの参加者も自らの願いを書いた天燈を1人1個打ち上げられる。募集人数は40名限定で、販売状況により来年以降の継続を判断する。料金は8万9800円から。

 天燈鑑賞のツアー設定はこれが初めて。これまで出来なかった会場までのバスの乗り入れを組み込んでアクセスを改善したほか、2泊3日の日程で行天宮や占い横丁、びっくりショーの見学など、台北観光も楽しめる内容とした。なおツアーの企画には、「楽器挫折者救済合宿」を企画運営するスロウカーブが参画している。


▽「アジアの奇祭・台湾『天燈』ツアー2008」
http://www.slowcurve.co.jp/tendan/