フィンランド航空、第3四半期の営業利益は74.2%増−客単価も11.1%増

  • 2007年11月29日
 フィンランド航空(AY)の2007年第3四半期は、総売り上げが5.8%増の5億4520万ユーロ(約875億9860万円)となり、営業利益は、前年同期比74.2%増の3920万ユーロ(約62億9836万円)であった。2007年通期での営業利益は、7000万ユーロ(約112億4707万円)を超える見込みだ。営業コストは1.2%増となったものの、新機材の導入により運航ユニットコストは約8%減。また旅客1人あたりの売り上げ単価は、団体旅客部門で1.5%減であったが、全体では11.1%増となった。

 なお、2007年9月までの通年の総旅客数は670万人で、有効座席キロ(ASK)と有償旅客キロ(RPK)はともに12%の増加、ロードファクターは76%。アジア路線はRPKが30%以上の伸びを示した。