JTB、消費者発信型の広告サービス実証実験に参加−着地型商品の開発に活用へ

  • 2007年10月30日
 ジェイティービーはQOLP、ジェーシービー(JCB)と10月30日から、消費者発信型のメディア(CMG)を活用した新広告サービス「アドマップ」の実証実験を横浜で実施する。これは平成19年度の経済産業省ビジネス性実証支援事業として採択されているもの。実験では、消費者がひいきするお店について、携帯電話にダウンロードしたアプリで、写真や吹き出しを利用し、スライドショー広告「勝手広告」の作成を促す。それを投稿してもらい、開設した「アドマップ横浜」サイトで人気を競い合うというもの。9月からベータ版が実施されており、10月30日から広告を作成する会員を募集し、本格展開する。

 JTBでは「アドマップ」に対し、地域の自慢のスポットや観光の穴場を宣伝し、集客に結びつける仕組みとして期待。掲載された地域情報とそれに対する反応を分析し、新たな着地形の旅行商品に結びつける考えだ。そこで今回の実験では「勝手トラベル」として、横浜に関する旅行企画コンテストを実施。これらの実証ののち、来年度以降に商品開発に着手したい考えだ。

▽アドマップ横浜 
http://www.admap.tv/news/