アクセスランキング、1位日本の旅行会社離れ、2位は酷似名他社の営停の余波
[総評] 今週、最も注目を集めたのはJATA奥山事務局長の発言でした。以前から、世界各地で仕入れを担当するランドオペレーターの方々から、「他国に競り負ける」というお話しを聞いておりますが、それと類似する内容です。先日のJATA国際会議においても、世界と日本の「差」が議論されました。記事のアクセス具合をみると、世界における日本市場の重要度が下がっているとの認識がある程度、業界内ではかれたといえるでしょう。となれば、これから何をしなければならないかを考える必要があります。ブロック、IT運賃の利用など、一時は機能した「日本式」を改める時期が来ているのではないでしょうか。
「グローバル化への対応」というと抵抗感がある言い方ですが、日本市場の送り手と現地受け入れ側の「Win-Win」の関係構築が本当のところではないでしょうか。目先の利益を追う必要性はありますが、受け入れ側の疲弊と、相手にされない状況を招けば、継続して利益を生みだすことが出来ない悪循環に陥ります。業界として、個々の企業として、ゼロコミッション、アロット配分の低下など対応しながら、好循環へ転換するビジネス再構築が求められており、一歩踏み出せば新たなチャンスを生む可能性があるでしょう。なお、「クローズアップ」でも、過去の記事をまとめていますので、ご参照ください。(鈴木)
(過去の週間記事アクセスランキングはこちら)
▽トラベルビジョン・記事ランキング(10月第2週:10月8日〜12日午後6時)
第1位
◆奥山JATA事務局長、「日本の旅行会社離れが起きている」−危機感を表明(2007.10.11)
第2位
◆名古屋のロータリー旅行が営業停止−酷似名の他社の営業停止が追い打ちに(2007.10.11)
第3位
◆ボーイング、787型機の初号機納入を半年延期−NH、影響度を精査中(2007.10.12)
第4位
◆ディズニー、ハワイにリゾート新設へ、2011年開業予定(2007.10.9)
第5位
◆日本航空、国際線にプレミアムエコノミー導入、ロンドン線から開始(2007.10.11)
第6位
◆エミレーツ、ドバイ/サンパウロ線に就航−中部発の利用者も好調(2007.10.10)
第7位
◆鈴木航空局長、適用除外議論「公取は現在でも対応できる」−下限撤廃も準備(2007.10.9)
第8位
◆主要旅行会社8月取扱額、海外1.6%増−国内、外国人に支えられ全体4.5%増(2007.10.11)
第9位
◆JTB法人東京、フジテレビと団塊世代向けイベント「お台場オトナPARK」共催(2007.10.9)
第10位
◆エス・ティー・ワールド、バンコク支店にカフェ開業、旅行販売と情報を提供(2007.10.9)
「グローバル化への対応」というと抵抗感がある言い方ですが、日本市場の送り手と現地受け入れ側の「Win-Win」の関係構築が本当のところではないでしょうか。目先の利益を追う必要性はありますが、受け入れ側の疲弊と、相手にされない状況を招けば、継続して利益を生みだすことが出来ない悪循環に陥ります。業界として、個々の企業として、ゼロコミッション、アロット配分の低下など対応しながら、好循環へ転換するビジネス再構築が求められており、一歩踏み出せば新たなチャンスを生む可能性があるでしょう。なお、「クローズアップ」でも、過去の記事をまとめていますので、ご参照ください。(鈴木)
(過去の週間記事アクセスランキングはこちら)
▽トラベルビジョン・記事ランキング(10月第2週:10月8日〜12日午後6時)
第1位
◆奥山JATA事務局長、「日本の旅行会社離れが起きている」−危機感を表明(2007.10.11)
第2位
◆名古屋のロータリー旅行が営業停止−酷似名の他社の営業停止が追い打ちに(2007.10.11)
第3位
◆ボーイング、787型機の初号機納入を半年延期−NH、影響度を精査中(2007.10.12)
第4位
◆ディズニー、ハワイにリゾート新設へ、2011年開業予定(2007.10.9)
第5位
◆日本航空、国際線にプレミアムエコノミー導入、ロンドン線から開始(2007.10.11)
第6位
◆エミレーツ、ドバイ/サンパウロ線に就航−中部発の利用者も好調(2007.10.10)
第7位
◆鈴木航空局長、適用除外議論「公取は現在でも対応できる」−下限撤廃も準備(2007.10.9)
第8位
◆主要旅行会社8月取扱額、海外1.6%増−国内、外国人に支えられ全体4.5%増(2007.10.11)
第9位
◆JTB法人東京、フジテレビと団塊世代向けイベント「お台場オトナPARK」共催(2007.10.9)
第10位
◆エス・ティー・ワールド、バンコク支店にカフェ開業、旅行販売と情報を提供(2007.10.9)