クラツー、豪・世界遺産キャンペで「新しい切り口」めざす−5000名目標に

  • 2007年10月11日
 クラブツーリズムは、オーストラリア政府観光局(TA)との世界遺産共同キャンペーンで、オーストラリア旅行の「新しい切り口」での展開を図る。シドニーやゴールドコーストなどの定番のデスティネーション以外は、世界遺産、特に自然遺産を前面に打ち出して普及をはかる。定番デスティネーションでは、例えばゴールドコーストの船の旅など、これまでにない商品を設定し底上げをめざす。シニア層が中心の顧客に対し、アジア・オセアニア旅行センター支店長の奥谷恭一氏によると「自然の中でゆったりできる旅行」を強調し、2007年9月から2008年3月までのキャンペーン期間中に、東京出発分で例年平均の約120%増となる5000名の送客を目標とする。

 10月10日に開催した顧客対象の説明会には約1000名、オーストラリアのステージには約480名の消費者が参加、クルーズとともにオーストラリアを紹介。特別ゲストとして大橋巨泉さんが登壇し、食事の楽しみ方を紹介し、「人が少ない場所で自然を体感し、ゆったりと過ごす。これが旅の醍醐味」と語り、オーストラリアの大自然をアピールした。