国土交通省と世界観光機関（UNWTO）は10月15日に和歌山で、観光統計の整備や充実を主題とした「第1回観光経済国際シンポジウム」を開催する。観光統計をテーマとした理由は、「観光立国」の実現に向けて、観光政策の立案や旅行業界などでのマーケティングを効果的に行うために、国際的に通用する正確な統計データの策定、それに基づく経済分析が重要、との認識からだ。観光に関する統計の整備は、「観光立国推進基本計画」でも取り組むべき課題として規定している。

　シンポジウムでは、UNWTOのコンサルタントや大学教授など、観光の統計などの専門家が、基調講演とパネルディスカッションを実施する。今後は1年に1回程度の開催を予定しており、議論の内容や成果を提言していく方針。詳細は下記へ。

▽第1回観光経済国際シンポジウム
日時：2007年10月15日 13時30分から20時00分
会場：ホテルグランヴィア和歌山 6階宴会場「ル・グラン」
参加費：無料
申込方法：団体名、郵便番号、住所、電話番号、FAX番号、参加者氏名、フリガナを明記し、EメールかFAXにて送信すること。（アジア太平洋観光交流センター宛）
Eメール：info@aptec.or.jp
FAX番号：072-460-1204