DS模擬問題:ミャンマー編3

  • 2007年9月10日

問 シャン州の「インレー湖」に住み、片足でボートを漕ぐことで有名な民族は次のどれか
 
 A チン族
 B ダヌー族
 C テッ族
 D インダー族


  ――正解は最下行へ

ここに注目!


▽ミャンマーの爽快な高原リゾート

ヤンゴンから飛行機で1時間20分。海抜900メートルのシャン高原は夏も涼しく、ミャンマーきっての高原リゾートとなっている。観光のハイライトは南北に22キロメートル、東西に12キロメートルの細長いインレー湖で、水深が乾季で2メートル、雨季でも6メートルと浅いため、高い波がたたないのが特徴。鏡のように滑らかな湖面を、すべるように進むボートでの湖めぐりは心地よく、高原リゾートらしいさわやかな滞在が楽しめる。

インレー湖には、片足漕ぎの奇習で有名なインダー族をはじめ、パオ族、パダウン族など、カラフルな民族衣装を着た少数民族が暮らす。湖の中に作った浮島で栽培する水上農園、伝統的工房、水上集落にマーケットなど、数々の見学箇所がある。


▽インレー湖から足を伸ばして

インレー湖そのものも素晴らしいが、インレー湖を拠点にした観光もおすすめ。例えば、インレー湖から50キロほどの距離にあるカローは、標高1320メートルの小さな町。イギリスの植民地時代には避暑地として利用された、コロニアル風のリゾートだ。周辺には少数民族の集落も沢山ある。

また、シャン州の南部に位置する町ピンダヤは、無数の仏像が納められている広大な鍾乳洞で有名な町。道中は高原植物を中心に、「ミャンマーのスイス」とも呼ばれる風光明媚な景色が続き、トレッキングも人気だ。もちろん、この周辺にもダンヌー族、パオ族、タウンヨー族などが住み、村を訪問することもできる。


▽知られざるビーチリゾート

アンダマン湾とベンガル湾に面するミャンマーは、高原リゾートのみならず、美しいビーチリゾートも有する。ミャンマーを代表するビーチと言えば「ガパリビーチ」。ベンガル湾に面する白砂のビーチが約11キロメートルも続く。ヤンゴンから空路で約45分のサンドウエから車で約20分ほど。ガパリビーチのあるラカイン州はミャンマーの西部辺境地にあり、比較的開発の遅れている地域であったため、その分、美しい自然が残されている。ビーチ周辺には「ベイビューリゾート」「サンドゥエリゾート」「ガパリビーチホテル」などの宿泊施設も揃う。



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