DS模擬問題:ミャンマー編1

  • 2007年9月10日

問 ミャンマーには、カンボジアのアンコールワット、インドネシアのボロブドールに並び、世界三大仏教遺跡に数えられる遺跡がある。次のうち、どれか
 
 A ヤンゴン
 B マンダレー
 C バゴー
 D バガン


  ――正解は最下行へ

ここに注目!


▽約3000基のパゴタが立ち並ぶバガン

世界三大仏教遺跡の一つ、バガンは、ミャンマーの経済・文化の中心地であるヤンゴンから空路で1時間半ほど。11世紀から13世紀のバガン王朝が栄えた都だ。広大な平原が広がるこの地には、「パゴタ」と呼ばれる仏塔が約3000基も点在する。

ミャンマー三大仏塔の一つといわれる「ジェエジゴンパゴダ」や、その美しさでバガン遺跡を代表するともいわれる「アーナンダ寺院」、バガン王朝最後のパゴダ「ミンガラーゼーティー」など、尖塔のある建物が多く、岩や煉瓦を利用したものから白色や黄金に塗られたものまで、異種さまざま。一面にパガンが並ぶ景色は、バガン王朝の全盛期を髣髴とさせる雰囲気だ。特に、夕日に照らされたパゴタ群と遠方に見えるイラワジ川の風景は圧巻の一言に尽きる。


▽バガンでのアクティビティ

バガンでの遺跡めぐりは、レンタル自転車や観光用馬車、現地発着のバスツアーなど。また、乾季には気球に乗って上空から眺めるツアーもあり、人気を博している。このほかニャンウー市場での買い物、イラワジ川でのサンセットクルーズなどもお勧め。また、バガンから南東50キロメートルほどには、バガン王朝時代から聖地とされたポパ山がある。このふもとにある垂直の断崖の上には僧院があり、急傾斜の777段の階段を昇ると、絶景の眺望が楽しめる。


▽バガン以外の遺跡

・ヤンゴン
ヤンゴンには寝釈迦仏の「チャウタッジーパゴダ」や、ヤンゴンのランドマークと言われる「スーレーパゴダ」など見所が多いが、特に見逃せないのが、ミャンマー仏教の総本山といわれる「ジュエダゴンパゴダ」。2500年の歴史があり、ミャンマーの人々の心のよりどころとなっている。直接見ることはできないが、パゴタのトップに付けられた尖塔には、全部で2075カラット、計5450個のダイヤモンドが埋め込まれているという。

・バゴー
バゴーはヤンゴンから約70キロメートルほどの場所にある。13世紀から16世紀のモン王朝の都で、特に有名なのが全長55メートルある「シュエターリャウン寝釈迦仏」や、外壁に仏の彫刻のある「チャイプーンパゴタ」、ミャンマー三大パゴタの「シュエモードーパゴダ」も必見だ。さらにバゴーから約80キロメートル離れたチャイトー村へ行き、山の中腹でトラックバスに乗り換えて山を登ると、岩山から落ちそうで落ちない大きな奇岩「チャイティヨー」(通称:ゴールデンロック)があり、パゴタとしてあがめられている。



トラベルビジョン関連記事





正解 D     >>問2 に挑戦   >>問3 に挑戦