KNT、旅程表機能を提供するカタログの第三者割当増資を引受−ネット強化
近畿日本ツーリストは、ブログランキングや海外旅行プランの作成サービスを手がけるカタログの第三者割当増資を引き受ける。カタログが発行する普通株式1500株をKNTが引き受け、払込期日は6月1日。KNTの出資額は概ね1500万円から2000万円程度と見られ、KNTが推進している「プラットフォーム戦略」のインターネット版と想定される。
KNTはインターネットを含むECビジネスで、2006年に252億円の実績、2007年は380億円を目標としている。消費者向けのビジネスでは、国内宿泊でeクーポンやステイプランなどを手がけているほか、実店舗でも主力商品のメイト、ホリデイ商品の販売を手がけているほか、9月にはダイナミックパッケージの展開も予定している。インターネットに限定した専用商品の展開にも力点を置いており、女性向け商品やニッチ市場への取組みを進めているところ。
KNTのインターネット事業展開は、2008年に500億円を目標としているが、今回の資本提携についてはインターネットの販売において、入り口が多様化していることも受け、消費者の玄関口のひとつを確保することが目的と見られる。カタログは、旅行者が自由に旅程を組み立てる海外旅行の旅程表「Tripl(トリプル)」の運用を行っており、こうしたビジネスを旅行商品の販売につなげていくものと見られる。
なお、カタログが運営する「トリプル」は昨年2月に正式に運用を開始、旅程表を自由に組む機能のほか、「Google Map」を使用した地図機能、写真や旅行記との連動し、旅行プランの印刷機能、時間別スケジュール機能、道順作成や旅スポット表示など旅MAP機能などがある。
KNTはインターネットを含むECビジネスで、2006年に252億円の実績、2007年は380億円を目標としている。消費者向けのビジネスでは、国内宿泊でeクーポンやステイプランなどを手がけているほか、実店舗でも主力商品のメイト、ホリデイ商品の販売を手がけているほか、9月にはダイナミックパッケージの展開も予定している。インターネットに限定した専用商品の展開にも力点を置いており、女性向け商品やニッチ市場への取組みを進めているところ。
KNTのインターネット事業展開は、2008年に500億円を目標としているが、今回の資本提携についてはインターネットの販売において、入り口が多様化していることも受け、消費者の玄関口のひとつを確保することが目的と見られる。カタログは、旅行者が自由に旅程を組み立てる海外旅行の旅程表「Tripl(トリプル)」の運用を行っており、こうしたビジネスを旅行商品の販売につなげていくものと見られる。
なお、カタログが運営する「トリプル」は昨年2月に正式に運用を開始、旅程表を自由に組む機能のほか、「Google Map」を使用した地図機能、写真や旅行記との連動し、旅行プランの印刷機能、時間別スケジュール機能、道順作成や旅スポット表示など旅MAP機能などがある。