
近畿日本ツーリスト(KNT)は9泊10日の日程で「平成のお伊勢参りウォーキング」を催行、出発日の5月25日にスタート地点の六本木ヒルズ毛利庭園で出発式を開催した。同ツアーは20年に一度の「伊勢神宮式年遷宮」にちなんだ企画で、1日あたり15キロメートルから28キロメートルを歩くウォーキングとバス利用を組み合わせた新しいウォーキングスタイルのツアー。最終日に参加者は「伊勢神宮式年遷宮行事」の「お木曳き」に参加するなど、ウォーキングと伊勢参りなどの伝統行事を組み合わせた内容で、60歳から70歳のシニア層を中心に参加者が集まった。ツアーは東京のほか、静岡、名古屋、津の途中からの出発も設定しているが、式当日には約70人が参加した。

出発式では代表取締役社長の太田孝氏が出発の合図を担当。「お木曳き」で使用する「采(ざい)」を特別に許可を得て借り受け、「エンヤ」の掛け声とともに、参加者を送り出した。また、当日は三重県観光大使を務める演歌歌手の山川豊氏も駆けつけ、新曲を披露し、参加者にエールを送った。
関連記事:
KNT、伊勢神宮式年遷宮を記念し、9泊10日のウォーキングツアーを設定[掲載日:2007/02/02]