暖冬のおかげ

  • 2007年3月5日

 今年は暖冬で、ほとんど毎日と言ってよいほどポカポカと日が当たる暖かい日が続いていますね。毎年のようにこの時期に流行するインフルエンザも、今年は暖かな天候のおかげで流行の兆しはないようです。寒さで体調を崩し、辛い日々を過ごす方も今年は少ないのではないでしょうか。

 さて、私は東北生まれのせいかこちらでは寒さで困ったことなどあまりなく、冬になるとよく「寒くないの?」、「大丈夫だよ」といった会話をしています。特に今年は暖冬ため毎日暖かい日が続き、私も例年以上の薄着で日々を過ごしています。私は「冬はきっちり寒く冬らしく」と思っていましたが、暖冬にも様々なありがたい部分があり、その一つが葉物の野菜が安いことです。白菜やキャベツ、ほうれん草など、野菜の値段が高騰して、一時は買うのをためらってしまっていたものが、今では毎日食べたいくらいの値段まで下がり、キャベツ1玉100円、ほうれん草1束100円、白菜2分の1が100円などと本当にありがたい価格で店頭に並んでいます。さすがに飽きてしまうので、毎日は食べられませんが、生活に欠かせないものが手に入りやすいことは本当にありがたいことですね。このように生活に直接的に利点があるのであれば暖冬も悪くはないな、と思ってしまいます。この期間に野菜をたくさん摂り、体調管理をしっかりとし、残りの暖かい冬を過ごしたいと思います。

トラベルビジョン 菊池 淑子