ワタベウエディング、国内の成長に加え、中国圏の取り込み目指す−中期計画
ワタベウエディングは中期事業計画「ワタベビジョン2010」で、売上高500億円を目標とするほか、経常利益率10%の達成を目指す。事業としては自社国内リゾートを含む海外ウェディンググローバル事業、国内ローカル挙式事業、ドレス・映像事業、中国挙式事業の4つをコア事業として取り組む。
日本国内は少子化と晩婚化により、競争激化で「競合他社の強烈な追い上げ」を認識。ただし、ワタベでは強みとする国内外のリゾートウエディングの実績、シェア、ノウハウ等で優位と見ている。一方、海外では地球上の人口が年間8000万人増加しており、その多くはアジアに集中していることから、特に中国でのビジネスに活路を見出す。中国での婚礼スタイルの変化も視野に入れた方針だ。
こうした背景、事業環境の認識から、海外ウエディンググローバル事業では日本人の国内外のリゾート挙式とアジアを中心とした婚礼市場の開拓で、現在の150億円の売上を221億円とし、取扱組数も2万4600組から3万2300組へと引き上げていく。このうち、海外での事業展開は台湾や香港で海外挙式スタイルを提案していき、中国市場へと拡大する。
国内ローカル事業では目黒雅叙園でのノウハウを活用する。特に、施設再生を図る観点から、ブライダル事業を礎として経営資源を集中し、シナジー効果の高い効率的な運営を目指す。挙式での売上高は105億円から151億円と目標を上げ、組数は3200組を5200組と取扱の増加を目指していく。
また、中国の挙式事業では上海の富裕層を中心に高級ブランドとして展開している「薇蒔(ウィズ)」を中心に、引き続き上海市を中心としてプロデュース挙式を継続していく。売上高は1.4億円から13.5億円と約10倍規模の成長を見込むほか、組数は1400組から4950組と4倍程度の規模に拡大する目標だ。
日本国内は少子化と晩婚化により、競争激化で「競合他社の強烈な追い上げ」を認識。ただし、ワタベでは強みとする国内外のリゾートウエディングの実績、シェア、ノウハウ等で優位と見ている。一方、海外では地球上の人口が年間8000万人増加しており、その多くはアジアに集中していることから、特に中国でのビジネスに活路を見出す。中国での婚礼スタイルの変化も視野に入れた方針だ。
こうした背景、事業環境の認識から、海外ウエディンググローバル事業では日本人の国内外のリゾート挙式とアジアを中心とした婚礼市場の開拓で、現在の150億円の売上を221億円とし、取扱組数も2万4600組から3万2300組へと引き上げていく。このうち、海外での事業展開は台湾や香港で海外挙式スタイルを提案していき、中国市場へと拡大する。
国内ローカル事業では目黒雅叙園でのノウハウを活用する。特に、施設再生を図る観点から、ブライダル事業を礎として経営資源を集中し、シナジー効果の高い効率的な運営を目指す。挙式での売上高は105億円から151億円と目標を上げ、組数は3200組を5200組と取扱の増加を目指していく。
また、中国の挙式事業では上海の富裕層を中心に高級ブランドとして展開している「薇蒔(ウィズ)」を中心に、引き続き上海市を中心としてプロデュース挙式を継続していく。売上高は1.4億円から13.5億円と約10倍規模の成長を見込むほか、組数は1400組から4950組と4倍程度の規模に拡大する目標だ。