シンガポール航空、関西/シンガポール線を増便−イン・アウト需要に期待

  • 2007年3月15日
 シンガポール航空(SQ)は7月1日から、シンガポール/関空線のうち、SQ621便、622便について週3便を週5便体制と増便する。これにより、SQのシンガポール/関空線は現在の週17便から週19便となる。SQ日本支社によると、需要としては日本イン・アウト双方ともに堅調で、増便を決定したという。なお、現在のところ政府認可申請中だ。

 関西国際空港では、8月の第2滑走路の供用開始を前に「13万回」が目標で、これに近い数値になるという見込みもある。特に、夏スケジュールですでに増便等が決まっているのはフィンランド航空の関空/ヘルシンキ線、トルコ航空の関空/イスタンブール線、ジェットスター(JQ)が3月25日から関西/ブリスベン/シドニー線、関西/ケアンズ線、ガルーダ・インドネシア航空(GA)が関西/デンバサール/ジャカルタ線、カタール航空(QR)のデイリー化、海南航空(HU)の関西/北京線の週5便などが控えている。米国線の減少で厳しいものの、アジア線を中心とした増便を弾みに今夏は上々の便数を確保できそうだ。


▽SQ621/622便のスケジュール(太字曜日が増便分)
SQ621便 KIX 16時55分発/SIN 22時30分着(月・水・・土・
SQ622便 SIN 08時25分発/KIX 15時50分着(月・水・・土・