
近畿日本ツーリストは3月5日、6日の2日間、仙台で「第1回救急時対処セミナー」を開催、日本赤十字社宮城県支部の協力を得て宿泊業者8名、ゴルフ場関係者1名、旅行業者3名が参加した。参加者は、救急時の対処法やAED(自動対外式除細動器)を含む心肺蘇生法、心臓発作や脳卒中、中毒症状の急病対策を学んだほか、怪我の際の応急処置などを習った。参加者からの満足度も高く、今回のセミナーを皮切りに全国へと同様のセミナーを開催していく考えだ。

KNTは熟年やシニア層の旅行熱の高まりの中、団塊世代の大量退職でさらなる旅行需要の増加を見込む一方、健康への不安や持病をもつ顧客がいる現実を受け止めて、旅行者へのサービスの拡充を目指しており、今回のセミナーもその一環の活動だという。