マレブ・ハンガリー航空、日本でのハンガリー以遠のパス販売を開始

  • 2007年3月2日
 マレブ・ハンガリー航空(MA)は3月1日、日本総代理店を務めるアルコネットと調印を交わし、4月から同社を通しハンガリー以遠のパスを販売する。MAは1、2年内に定期便の就航を目指しており、今回の調印も定期便の就航を見込んだものとみられる。MA代表取締役のヤノス・ゴンチ氏は、現在の両国間の良好な関係に加え、昨年に引き続き今年も運航が決定しているチャーター便が成功していることから、日本/ハンガリー間の定期便就航に期待を示した。

 チャーター便は7月1日から10月7日まで、毎週日曜日に運航する。発着地は札幌、成田、関西、岡山、高松、福岡、熊本、山口宇部の8空港で、地方からの旅行需要の喚起を図る。

 調印式に出席したハンガリー共和国大使館特命全権大使のダブローナキ・ジュラ氏は、チャーター便の運航に触れ、「今回のチャーター便の運航は終点ではなく、定期便の誕生に期待している」と語り、両国間のビジネスに加え、市民レベルの交流促進に繋げたい考えを示した。