国土交通省は3月13日、東京の九段会館ホールで「観光立国推進全国大会」を開催する。この大会を通して、国民の観光立国への理解と組織などの主体的な観光立国への取り組みを促すことを目指す。

　大会は2部構成。第1部では観光立国推進基本法についての説明をはじめ、衆議院議員の愛知和男氏、伴野豊氏、大阪府知事の太田房江氏、全国観光地所在町村協議会会長の福井良盟氏が意見を述べるほか、観光業界からは日本ツーリズム産業団体連合会会長の舩山龍二氏、NPOから阿寒観光協会まちづくり推進機構副理事長の大西雅之氏、立教大学観光学部学生の穴井祥恵さんが演説。大会宣言は日本経済団体連合会副会長の江頭邦雄氏が務める。

　第2部の基調講演にはオリエンタルランド代表取締役会長の加賀見俊夫氏が「観光立国実現に向けた諸提言」を述べるほか、「観光日本の魅力-伝統と現在、未来-」と題したパネルションディスカッションでは、臨済宗相国寺派管長で京都仏教会理事長の有馬頼底氏、石垣市長で観光カリスマの大長照氏、異文化コミュニケーターのマリ・クリスティーヌ氏、および国交省大臣官房総合観光政策審議官の柴田耕介氏が努める。なお、会の冒頭、冬柴国土交通大臣・観光立国担当大臣が挨拶するほか、来賓挨拶には内閣総理大臣夫人の安倍昭恵氏が挨拶に立つ。

　参加希望者は国交省観光立国推進全国大会運営事務局のホームページ（本日から開設予定）、またはファックスで申し込むこと。ファックスの場合、氏名、年齢、性別、勤務先、郵便番号、住所、電話、ファックス番号を明記すること。参加費は無料で、申込みは3月9日必着。定員になり次第、締め切る。

▽国交省観光立国推進全国大会運営事務局のホームページ
http://www.commu.co.jp/kanko2007

▽ファックス（国交省観光立国推進全国大会運営事務局宛て）
FAX：06-6384-3225