ANAセールス、スカイホリデーで団塊夫婦に向け自由度高いPKG設定

  • 2007年2月9日
 ANAセールスは国内旅行商品「ANAスカイホリデー」で商品内容を改定、団塊世代の利用を想定しながら、幅広い顧客層に対応する内容とした。特に、パッケージツアーと個人旅行のそれぞれのメリットを組み合わせることを意識したもの。今期商品の柱は、地域を良く知るボランティアガイドなどの協力を得た感動案内人プラン、一度はとまりたい宿で、全日空のフライトと組み合わせることで、自由度を高めながら、個人のこだわりを両立させた。特に、地域ガイドを取り入れることで、「個人として手配できない付加価値を創り出す」ことで、移動で飛行機の設定やレンタカーの使用など、自由度の高い部分を確保した。

 なお、バスを利用する商品については、昨年の旅客動向や顧客からの意見、市場調査などから、ANAセールスが主力の顧客層と想定する「夫婦の旅」とそぐわないと判断。価格訴求商品という位置づけの「旅ドキ」へと移行し、効率的な運営とする。なお、ANAセールスでは全国で8%増の115万人を目標とする。