中部発の年末年始、出国者数は16%増の見込み、日系2社の予約も伸び

  • 2006年12月22日
 名古屋入国管理局中部空港支局は、12月23日から1月10日までの出入国者数が前年比17%増の29万9700人と発表した。このうち出国者数は16%増の14万8500人、入国者数は18%増の15万1200人。方面別では韓国が2万4500人と最も多く、ついで東南アジアの2万2800人、台湾の1万8600人と続く。4位は中国の1万8000人、5位は香港/マカオの1万3300人。

 増加要因としてはエミレーツ航空(EK)、フィンランド航空(AY)、エバー航空(BR)が増便、新規参入などの好材料があることで全体的に増加。特に、台湾は前年から2倍増と大きな伸びが予測されている。

 なお、12月28日から1月8日の日本航空(JL)中部初は提供座席数が4.5%増の5万9300席、予約者数は11.2%増の4万3092人。全日空(NH)の国際線は提供座席数が33.7%増の1万2192席で予約数は62.8%増の8690人となり、両社とも供給を増やし、予約数はこれを上回る伸びを示している。