JTB調査、海外で過したいクリスマスは北欧、アメリカ、ドイツ

  • 2006年12月19日
 ジェイティービーがウェブで調査したところ、クリスマスを過したい場所は1位が北欧(フィンランド:19%、ノルウェー:5%、スウェーデン:5%)で30%、2位がアメリカで21%、3位がドイツで16%となった。

 北欧はサンタクロースの故郷で、銀世界やオーロラなど、おとぎの国のようなロマンチックなイメージによる憧れが強いとJTBでは分析。アメリカは北欧と対照的に、ロックフェラーセンターの巨大クリスマスツリーの点灯式、ラスベガス、ハワイなど、テレビで報道される明るく華やかで商業的なイメージへの憧れが多い。ドイツはクリスマス市やイルミネーションに彩られたメルヘンな街並みなど、ロマンチックな雰囲気への憧れのほか、ビールやソーセージといった郷土料理を食べてみたいという回答が多く寄せられたという。なお、クリスマスにこれまで実際に訪れた場所の中で印象に残っている場所は、それぞれの土地の魅力を挙げる回答が目立った。


▽国内でのクリスマスは?

 一方、クリスマスを過したい国内の場所は、約3割が北海道と、ホワイトクリスマスの雰囲気、函館の夜景が人気を集めた。続いて東京ディズニーランド、神戸と、東西のクリスマス人気スポットがランクインした。

 また、マクロミルが行ったクリスマスに関する調査では、家でのんびり過す人が43%と最も多く、1泊以上の旅行に行く人は4.5%。1都3県(東京、埼玉、千葉、神奈川)でクリスマスに訪れたいイルミネーションスポットでは、1位が東京ディズニーランドで21.5%、2位が表参道ヒルズで21.3%、3位が六本木ヒルズで20.7%となった。