国交省・新航空局長の鈴木氏、「前向きでわかりやすい」航空行政を

わかりやすさについては「一般の人に分かりやすく説明することが求められる」とし、例として「IATA レゾ」を引き合いに、「レゾリューションでも分かりにくく、『IATA決議』といったほうが分かる。外向きに説明することは大切」とし、広く航空行政に対する理解を得ていく考えを示した。
また、成田の2本目滑走路の北伸工事に着手したこと、あるいは関空の2本目の滑走路が来年8月に供用開始を控えるなど、空港の整備が進んでいる。こうした状況について「活用の段階に入った」とし、「一段の工夫で細かい配慮をしていく」考え。今後の需要拡大に向け、航空局としても対策を講じる必要性にも注視する姿勢だ。特に、「滑走路ができれば終わりではない」とも言及し、特に近々では関西空港の2本目の滑走路が供用開始されるだけに、「出来た空港をブラッシュアップする」ことが急務という認識は強いようだ。
さらに、旅客便については「サプライヤーサイドだけでなく、お客様目線で考えていくのも良い」とし、こうした面でもわかりやすい行政を打ち出していく。