アメリカン航空、ノースウエストに追随し10月からコミッション5%、今後の焦点は日系の対応へ

  • 2006年6月22日
 アメリカン航空(AA)は2006年10月1日以降、日本国内のIATA代理店を対象にAAプレートを用いる発券について、現在7%のコミッションを5%に引き下げる。AAでは旅行会社に事情を説明していたところだが、21日付け書面において旅客営業本部長の稲場則夫氏の名で旅行会社に対して正式に通知した。
 既に、ノースウエスト航空(NW)が9月1日以降について、5%へと引き下げる措置を旅行各社に通知済みだが、これに続くもの。「コミッションによる商売からの脱却を図っているところも多い」(航空会社関係者)との声もあるが、旅行会社としては収入が直接減少するだけに、苦慮する意見は多いが、現状は止む無しというところ。今後の焦点は、米系から日系航空会社の対応が「いつ」コミッションカットの措置に踏み切るかとなってきた。