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スカンジナビア航空、第10回フォトコンテスト授賞式を開催

  • 2006年6月13日
 スカンジナビア航空(SK)は6月12日、第10回SAS写真コンテストの授賞式を開催した。SKは1997年からスカンジナビアの冬の感動、オーロラと冬景色を多くの人に伝えることを目的として、フォトコンテストを開催している。第10回目の今回は、オーロラ部門55作品、冬景色69作品、合計124作品におよぶ作品が集まった。

 日本地区総支配人のアーランド・オルセン氏は、北欧の冬の魅力の一つがオーロラであることを強調し、オーロラを見やすい北緯65度付近にノルウェー、スウェーデン、フィンランドの北部各都市、およびアイスランドが位置すると紹介。氷のホテルをはじめとする観光スポットをはじめ、犬ぞり、スキーやスノーモービルのウィンター・スポーツの多彩さ、および緯度のわりに気候があたたかく、宿泊施設も充実している北欧諸国の観光素材とハード面の充実を説明した。

 また、SKが今年4月に日本就航55周年を迎え、さらに来年は東京/コペンハーゲン間が北極航路での初飛行から50年目となる記念すべき年であることを紹介。エアバスA340型機のビジネスクラスにスカンジナビアンフラットベッドを日本路線へ導入したことで、日本マーケットへのサービスが拡充したことを強調した。なお、SKは第11回フォトコンテストから、インターネット経由で応募できる仕組みを検討中だ。


 第10回フォトコンテストは最優秀賞SASをはじめ、協賛各社からスーリー賞、月刊・天文ガイド賞、北欧の匠賞、カールスバーグ賞、倉敷チボリ公園賞、SOS賞、ノルゲ賞、イルムス賞、特選の10賞、23名を選出。最優秀賞SASには冬景色部門で応募した篠原佳代子さん「ホワイト・アンド・ブルー」が選ばれ、SKからエコノミーエクストラ往復航空券、副賞としてスカンジナビア政府観光局からノルウェーセーター、フィンランド政府観光局からはムーミンマグカップ5客セットをプレゼントした 。この作品は篠原さんが今年2月、リレハンメルの近くで通り掛かった景色を収めた写真という。審査員を務めた写真家の門脇氏は、年々作品の質が上がる応募者の特徴を説明した。

 また、SKは今月から11月まで、東京をはじめ大阪、倉敷、札幌、福岡でフォトコンテスト受賞作品の展示会を開催する。なお、SKは第11回フォトコンテストを実施する予定だ。

▽第10回フォトコンテスト入賞作品展示会(開催地/会場/期間)
・東京/北欧の匠ギャラリー祥/6月10日(日)〜6月25日(日)
・大阪/イルムス梅田/7月7日(金)〜7月23日(日)
・倉敷/チボリ公園内/8月8日(火)〜8月20日(日)
・札幌/光映堂ギャラリー・ウエストフォー/9月12日(火)〜9月18日(月)
・福岡/Bivi福岡/10月
・東京/イルムス池袋/11月