ダリアビア航空、関空、中部への定期便開設を目指し、活発な取り組み進める

  • 2006年6月8日
 ダリアビア航空(H8)日本支社支社長に就任したコレスニク・ロマン氏は、「今後2、3年以内に大阪、または名古屋からの定期便の開設を目指し、取り組みを進めている」ことを明らかにした。定期便の新潟/ハバロフスク線は特に夏期、予約が取りにくく、昨年運航した関空発ハバロフスク行きの直行チャーター便もほぼ満席となった。これを受け、今年は大阪に加え、中部発のチャーター便も設定、都市部からの旅客の獲得を目指す。また、「ロシアから大阪や東京へのビジネス渡航者が増加している」ことから、大阪や名古屋への定期便設置の重要性を強調した。

 そのほか、ロマン氏は、「ハバロフスクで市内観光や遊覧船を楽しみ、その後にカムチャッカやウラジオストク、イルクーツクなどの極東ロシアへの観光需要の拡大に期待する」ともコメント。さらに、同日乗り継ぎが可能なスケジュールへの変更を検討しており、日本マーケットへの利便性向上に努める。なお、H8は今年度、正式に民営化する方向で運営を進めているという。