JALグループ、05年度の旅客数は韓国線除き全方面で減少、利用率は下期から改善
JALグループの2005年度の国際線旅客数は前年比3.8%減の1418万7626人、利用率は69.4%であった。2005年4月から6月の旅客数は前年をやや上回る水準で推移したものの、05年7月以降06年3月まで9ヶ月連続で前年を割る状況が続いている。ただし、路線リストラを行っていることから、供給量を示す座席キロ(ASK)は9月から前年割れが続いているが、05年10月から06年3月の利用率は71.1%と上期の67.9%からは改善した指標となっている。
なお、方面別旅客では韓国線が前年比2.2%増の165万2036人となった以外は前年割れ。特にサイパン線の運休を含むグアム線では18.8%減の87万4111人と影響が大きい。ただし、利用率については韓国線、中国線を除き前年から改善している。詳細は下記のとおり。
▽JALグループの路線別旅客数と利用率
太平洋線 335万2722人(1.3%減)/77.5%(0.1 %ポイント増)
欧州線 154万5192人(1.6%減)/69.7%(0.1 %ポイント増)
東南アジア線 434万318人(3.1%減)/61.1%(0.7 %ポイント増)
オセアニア線 80万6125人(5.4%減)/72.4%(0.0 %ポイント増)
グアム線 87万4111人(18.8%減)/73.8%(4.7%ポイント増)
韓国線 165万2036人(2.2%増)/67.0%(6.4%ポイント減)
中国線 161万6734人(7.6%減)/51.3%(3.4%ポイント減)
その他 388人(32.9%減)/81.9%(66.5%ポイント増)
合計 1418万7626人(3.8%減)/69.4%(0.1%ポイント増)
なお、方面別旅客では韓国線が前年比2.2%増の165万2036人となった以外は前年割れ。特にサイパン線の運休を含むグアム線では18.8%減の87万4111人と影響が大きい。ただし、利用率については韓国線、中国線を除き前年から改善している。詳細は下記のとおり。
▽JALグループの路線別旅客数と利用率
太平洋線 335万2722人(1.3%減)/77.5%(0.1 %ポイント増)
欧州線 154万5192人(1.6%減)/69.7%(0.1 %ポイント増)
東南アジア線 434万318人(3.1%減)/61.1%(0.7 %ポイント増)
オセアニア線 80万6125人(5.4%減)/72.4%(0.0 %ポイント増)
グアム線 87万4111人(18.8%減)/73.8%(4.7%ポイント増)
韓国線 165万2036人(2.2%増)/67.0%(6.4%ポイント減)
中国線 161万6734人(7.6%減)/51.3%(3.4%ポイント減)
その他 388人(32.9%減)/81.9%(66.5%ポイント増)
合計 1418万7626人(3.8%減)/69.4%(0.1%ポイント増)