NH、国内線でチェックイン要らずの新たなサービスを9月から開始

  • 2006年5月17日
 全日空(NH)は9月1日から、国内線でチェックイン不要で搭乗できる新サービス「スキップサービス」を羽田、名古屋、伊丹、関西など主要24空港において開始する。対象となる空港は上記以外に千歳、福岡、那覇、神戸、岡山、広島、山口宇部、秋田、富山、小松、函館、仙台、高松、松山、高知、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島の各空港。

 スキップサービスとは、NHサイトに限らず、旅行会社、NHの市内カウンター等において、事前に予約、決済、座席指定が完了した状態の旅客が利用できるもの。旅客は出発する空港到着し、直接、保安検査場に進むことが可能。保安検査場で旅客はEdyなどIC機能付のANAマイレージクラブカード、またはANAカード、IC付携帯電話の「おサイフケータイ」、NH独自の「航空券ご利用案内書」など、所持する2次元バーコードを保安検査場の「スキップリーダ」にかざし、通過できる。また、搭乗は出発時刻の10分前までにゲートに行くだけで良い。

 このサービスは、メール情報提供サービス「メールインフォ」を同時に利用すると、発着便の案内メールを組み合わせ、時間を有効に利用することができる。なお、このサービスの国内空港での全面展開は2007年度中を予定している。