主要50社の2月の総取扱額は前年比0.3％減の3983億7787万8000円となった。海外旅行は3.6％増の1741億5090万2000円となり、1月の前年割れから脱却。前年を上回るのは25社。
　海旅の取扱額順はジェイティービー（295億3410万2000円）、エイチ・アイ・エス（200億1206万8000円）、阪急交通社（174億3549万5000円）、ジェイティービーワールドバケーションズ（138億6622万円）、日本旅行（121億5954万5000円）となった。また伸び率では沖縄ツーリストの60.0％増を筆頭に、阪神電気鉄道の31.9％増、日立トラベルビューローの25.1％増、トラベルプラザインターナショナルの22.0％、日新航空サービスの18.6％と続く。日立トラベル、日新航空の伸び率が良く、業務渡航系に好調さが見られることが想定される。なお、海外企画商品の取扱額は0.1％増の476億4478万7000円、取扱人数は単価上昇から3.2％減の34万6704人となった。

　国内旅行は大雪や寒波などマイナス要因があり、3.2％減の2227億7634万9000円と、2ヶ月連続で前年割れ。国内企画商品も1.6％減の699億7201万円、取扱人員は3.8％減の285万5935人。外国人旅行は旧正月が昨年と時期がずれていること、昨年長野で開催したスペシャルオリンピックスによる反動により、8.4％減の14億5062万7000円と15ヶ月ぶりに前年を下回った。

▽主要50社　2月取扱額（PDF版）
https://www.travelvision.jp/html/data_files/50agent_0602.pdf
▽主要50社　2月取扱額（エクセル版）
https://www.travelvision.jp/html/data_files/50agent_0602.xls