NH、4月1日付けで組織改正、グループ内の連携強化

  • 2006年3月28日
 全日空(NH)は4月1日付けで組織改正を行う。本社分では4月3日付けでANA総合研究所について、新会社「株式会社ANA総合研究所」の設立に伴い、発展的に解消。また、ANAグループとして、各社の連携を深めながら、安全運航、課題への取り組みを推進する目的で、総合安全推進室、安全推進部を「グループ総合安全推進室」、「グループ安全推進部」へと改称し、グループ全体を明確化する。営業推進本部ではマーケットコミュニケーション部を「宣伝部」に改称、社内外に該当の機能を明確にする。
 東京支店では新規顧客開発室を法人販売部に統合、これまでから一段と機能の連携強化を進め、法人販売の効率、効果性を高める。また、国内販売部、および国際販売部をANAセールスに移管、ANAグループの販売体制の推進に拍車をかける。これは大阪支店でも同様の措置を採り、国内販売部、おおび国際販売部をANAセールスに移管する。また、名古屋支店については営業部を再編、販売業務はANAセールス名古屋支店の担務となる。

 このほか、オペレーション統括本部・国内空港部門では「羽田グランドハンドリング新会社準備室」を新設。中期経営計画でも重視する羽田再拡張・国際化以降を念頭にし、高品質、かつ低廉な新たなグランドハンドリング体制を構築する。