KE、成田/チェジュ線増便でイベント開催、26日からデイリー化

  • 2006年3月27日
 大韓航空(KE)は26日、成田/チェジュ線をこれまでの週4便体制から、デイリー運航へと増便するにあたり、記念イベントを開催した。KEの成田/チェジュ線はエアバスA300‐600型機で、総座席数264席、うちプレステージが12席、エコノミーが252席。これにより、成田/チェジュ線の供給座席量は75%増となる。また、チェジュ線の増便は、成田以外に、関西空港でもデイリー化、中部国際空港は週5便での運航を予定している。さらに、福岡/チェジュ線は3月31日から新規就航となる。

 イベントでKE日本地域本部長の権五常氏は「成田/チェジュ線は2002年から就航。これまで旅客、旅行会社の方に支えられてきた。今回の増便についても、『チェジュ訪問の年』によるイベントなども予定されており、今後のチェジュへの旅行もいっそう楽しいものになる」として、KEとしてもソウルやプサンなど都市への路線とは異なるリゾートの魅力を紹介していく。既に、東京都内ではチェジュ訪問年をテーマとしたラッピング・バスを運航してPRを行っている。
 また、韓国観光公社(KNTO)東京支社長の康重石氏は「政府が予定するチェジュ訪問年のイベントを通して、多くの人にチェジュの魅力を知っていただきたい」と挨拶。増便について「日本のビジット・ジャパン・キャンペーン、韓国の観光客誘致とも、地方の魅力を紹介していくことが重要。単に席数が増えただけでなく、増便をきっかけとして地方の観光の活性化を進めなければ」と呼びかけた。








 なお、KEはこの夏スケジュールからチェジュ便を含め、日本発路線で大幅な増便、供給座席量の増加をはかる。たとえば、小松/ソウル線の就航をはじめ、6月1日には札幌/釜山線、函館/釜山線を新規就航する。こうした供給増もあり、PRでも新たなキャッチ・コピー「旅の仕事人」を掲げて、イメージ戦略を展開。客室乗務員や地上職員のユニフォームの一新や名古屋/ソウル線にも導入した(ビジネスクラス)のコクーンシートで新しさ「NEW」、各種の表彰を受ける機内食、遅延率0%を目指すことに代表する安全「Safty」の3つを含むイメージを含むポスター等を各所で展開する。