毎日コミュニケーションズ調査、大学生の旅行・レジャー就職希望者の割合は減少

  • 2006年3月24日
 総合人材サービスを手掛ける毎日コミュニケーションズはこのほど、大学生の就職意識調査をまとめた。これによると、全体の就職観として「楽しく働きたい」が全体で36.2%となり、昨年から比べ、わずかながら減少した。また、大手企業志向も上昇している。
 この中で、文系全体で旅行・レジャーへの就職希望は前年の2位から3位へと下がり、希望者の割合も前年の14.5%から13.76%へと約0.8ポイント減となった。文系男子の旅行・レジャー希望は前年から0.6ポイント減、文系女子についても順位は2位と相変わらずの人気だが、割合としては前年から0.7ポイント減の16.9%となった。
 また、旅客輸送などを含む空運についても前年の8位から9位となり、希望者の割合も8.0%から7.16%へと下がった。これについては文系女子で6位から7位となり、割合も0.3ポイント減の9.2%となっている。

 この調査によるとマスコミ、旅行・レジャー、食品、教育、空運、公務員が希望者の割合を減らしている。割合の減少はマスコミの1ポイント減に次いで旅行・レジャーが0.75ポイント減に続く結果となった。