JTB、北大の地域支援事業の連携でスギ花粉リトリートツアーを実施

  • 2006年2月23日
 ジェイティービー(JTB)はスギ花粉症で悩む人を対象に、スギ花粉のない北海道で過ごしてもらい症状に変化があるか検証するモニターを募集している。これは北海道大学の地域連携支援推進事業「産学官連携イムノリゾートタイアッププロジェクト」として、JTB、北海道大学、上士幌町などで実施するもの。昨年3月に上士幌町が「スギ花粉リトリートツアー」としてモニターを募集した際、定員10名に対し276人の応募があったもの。
 ツアーは3月13日発、23日発でそれぞれ募集定員は10名、料金は大人一人14万8000円。滞在中に遺伝子病制御研究会・免疫制御分野を専門とする西村孝司教授から「免疫バランスと花粉症(アレルギー)発症メカニズムに関する講話」を受講。専門医の檜澤助教授の問診・カウンセリングで、参加者はアレルギー反応、生活習慣病、ストレスの度合い、免疫バランスの状態などの検査もできる。