ジャルパックは4月から、個人旅行向け商品の「旅ポン」の名称を「JAL個人旅行」に変更する。旅ポンは個人旅行向けに航空券、ホテル、観光や送迎などの単品素材の組み立て型商品として販売してきたもの。JAL個人旅行は今後、「好きなものだけ選んで詰め込んで」をキャッチフレーズに、航空券、ホテル、観光、ガイド、車などの18種類、1000都市、6000件の素材で多種多様なニーズに対応していく。ジャルパックは、1）JALエコノミークラス割引航空券「JAL悟空」の販売強化、2）短期留学やロングステイ体験などの目的・滞在スタイルに合うメニューの充実化、3）観光からビジネスまでの幅広く対応可能なパーツの手配、販売力の拡充を図り、個人旅行のニーズを取り込んだ販売を展開する。販売目標人員は10万人に設定する。

　また、今回は新たに、「現地安心プラン」を導入。世界77都市、112事業所に展開するジャルパックのネットワークをいかし、デスクサービスと24時間の緊急連絡に対応する。JAL個人旅行の取扱旅行会社に対しては、予約、販売方法を簡略化し、サポート窓口を充実させ、販売体制も刷新、売り易い商品とした。
　さらに、JAL個人旅行においてもアイル商品のハワイ方面で設定するホテルの階数と眺望指定のカテゴリーを新設するほか、従来はパッケージ商品限定であったヨーロッパ方面の「街まるかじりプラン」の素材を設定。ツアーでは取扱が難しかったバリ島のヴィラ特集も設けた。