日本航空（JL）は12月1日から、「JALマイフライトアプリ」を導入する。これは、携帯電話での予約・購入・チェックインの利便性を上げ、スムーズな搭乗を実現する「iアプリ」のことで、NTTドコモのiアプリ対応携帯電話で、JALのiモードからダウンロードできる。この新機能により、これまでのiモードサイトと同様の予約・購入に加え、簡単な予約・購入機能「ワンクリック予約」、「iアプリ」のタイマーによる自動チェックイン機能「アプリチェックイン」サービスを提供。これにより、JAL iモードサイトに比べ、予約・購入・チェックインの利便性が大幅に向上する。

　「ワンクリック予約」は、フライト・時間・座席指定を事前登録するとワンクリックで予約が完了できるもの。これにより、予約ごとに便名・座席指定の設定をする必要がなくなり、短時間で予約・購入が可能。予約・座席指定の間違い防止、パケット通信料の節約に繋がる。

　また、「アプリチェックイン」はIアプリのタイマーを利用した自動チェックイン機能。これまでのJAL ICチェックインサービス「タッチ＆ゴー」では、搭乗当日に携帯電話、またはパソコンからインターネットを利用して「Webチェックイン」を行う必要があったが、「アプリチェックイン」では「iアプリ」のタイマーを利用し、携帯電話が自動的に「JALマイフライトアプリ」を起動し、「Webチェックイン」を行う。これにより同サービスの利用者は「Webチェックイン」が不要となるほか、空港での自動チェックイン機に立ち寄らなくて済む。JLは今後も、先進的な機能の導入で、モバイルチャネルならではの新サービス提供、旅客の利便向上を図る。