スカイマークエアラインズ（BC）は来年2月から、大手の5割から6割程度の水準とした運賃を設定する。例えば、大人普通運賃は東京／福岡線で1万6500円とし、BCの従来設定する2万4400円からさらに値引きした。これにあわせ、運賃体系を大人普通運賃、小児普通運賃、身体障害者運賃の3種類の正規航空券に加え、前割7を設定。さらに1便10席ほどのバーゲン運賃を設定し、BCが展開する全路線で一律5000円、沖縄については9500円で設定し、集客を見込む。
　BCでは、サービスの見直しを進めており、消費者に対してコスト削減分を運賃で還元。今回の運賃設定では「分かりやすさ」の点にこだわるとBC西久保氏は明言しており、これを実現したかたちだ。