アジア系航空も燃油サーチャージを徴収へ、2月からSQとMI、CXが開始

  • 2005年1月19日
 シンガポール航空(SQ)とその子会社のシルクエアー(MI)は2月1日日本発券分から、「燃油サーチャージ」を設定する。1区間22米ドルだが、SQのシンガポールから近隣の東南アジア路線(ブルネイ、タイ、フィリピン、マレーシア、インドネシア、ベトナム)は10米ドル、シンガポール/クアラルンプールは4米ドル。MIのシンガポールからマカオ、中国、インド間以外は10米ドルを徴収する。
 また、キャセイパシフィック航空(CX)も2月1日発券分から徴収を開始。日本発着の香港線と台北線は1区間に付き9.2米ドル(72香港ドル)で、香港発着の南西太平洋、北米、ヨーロッパ、中東、アフリカ、南アジア方面とバンコク/ドバイ間は27米ドル(210香港ドル)。これ以外の香港発着路線とニューヨーク/バンクーバー間は9.2米ドル(72香港ドル)を徴収する。ただし、他社運航のコードシェア便と韓国出発の旅程は対象外。3月末までの期限付き徴収だが、シンガポールのケロシン市況が月平均33.002米ドルを下回ることを廃止条件としている。