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NH、「VISA認証サービス」を導入、不正利用や情報漏洩対策

  • 2005年1月17日
 全日空(NH)は2月1日から、NHホームページ上のカード決済サービスとして「VISA認証サービス」を導入する。VISAインターナショナルが開発したもので、インターネットでの決済時にパスワードを使用してカード所有者本人であると認証するのが特徴。決済時には従来入力していたカード番号、有効期限に加え、VISA発行カード会社の管理するサーバーから送られる認証画面上にパスワード入力を必要とするため、不正利用の防止や情報漏洩対策に有効としている。
 パスワードは利用者本人が、カード発行会社のホームページで登録して取得。NHではなくカード発行会社がパスワードを直接発行・管理するため、本人確認の情報は航空会社のオンライン予約サーバーを経由しない。そのため、認証作業に要する時間はわずか2、3秒と迅速な作業が可能だ。また、ANAマイレージクラブ会員がインターネットのチケットレスサービスを利用して航空券を予約・決済し、「スマートeサービス」を利用する場合、クレジットカードを自動チェックイン機に挿入する必要がなくなる。今後も「VISA認証サービス」と同様のサービスを順次、展開する予定だ。同サービスの詳細は下記へ。